子供の爪に縦線があった。大丈夫だと思う一方で、万が一が心配です。わが子の健康状態はいつでも気になるのが親ってもんです。
子供の爪に縦線があると、
・なにかの病気の症状?
など、とても気になってきますよね。
一般的に大人の場合、爪の縦線は老化が原因だといわれています。
ほら、年をとるとはっきりと縦筋が見えてきますからね。
大人の爪は老化のほかにも爪の乾燥などでダメージが蓄積されます。
縦線以外にも二枚爪やボロボロの爪になったり。
爪は身体の他の細胞とはちがい自己修復機能がございません。
そうです。
自己修復できないのです。
では、子供の場合はどうなのでしょうか?
爪は健康のバロメータといわれています。
子どもの場合、健康は普段の生活スタイルや食事の栄養で決まります。
栄養に偏りがあると発達(身体や脳・精神面)にも影響が出ることがわかっています。
子どもの爪の縦線は大人とは違う!?
そうなのです。
大人の縦線はおもに年齢とともに胃腸の働きが衰えてしまい栄養の吸収力の低下が原因です。
これは病的なものではなくてわりと誰にでもおきる現象です。
とはいえ、縦筋が増えて折れやすくなったときは胃腸の病気などの心配もあります。
ぶつぶつした爪で縦線が多い場合は呼吸器疾患などの可能性もあります。
ま、おとなはなんとかなる。
本題です。子どもの爪の縦線です。
子供の爪に縦線がある場合、食生活に偏りがないか注意しましょう。
病気の可能性よりも
・栄養不足
この可能性が高いです。
とか、
でも、そう言えば、こどもが好きなものばかり食べさせているのかも・・。
もろもろ思いの丈はあるかも知れませんが、
冷静になって栄養バランスを意識したいところです。
意外と、好みに偏りがあってバランスが保てないことが多いです。
特に爪の健康状態に『不足すると影響が出る栄養素』があります。
それは、ズバリ
「亜鉛」
亜鉛は皮膚や粘膜、爪の状態を良好に保ってくれます。
亜鉛、意識していますか?
くり返しになりますが、
亜鉛は爪以外にも
お肌や粘膜を健康にしてくれます。
なので爪の調子が良くない場合、
もしかしたら、お子さんは爪以外にも
肌のかさつきや喉の調子もよろしくないのでは?
ぜひチェックしてみてください。
また、亜鉛が欠乏すると乳幼児や子どもでは
成長障害を起こすことがあります。
お子様のふだんの様子を思い出してください。
癇癪をおこしたり、落ち着きがなかったりしてませんか?
問題行動はしていませんか?
成長は脳の発達と密接にかかわっています。
亜鉛不足はそこに影響があります。
亜鉛は意外と忘れがちな栄養素です。
普段の食事に亜鉛がしっかり含まれているでしょうか?
亜鉛が豊富な食材は
豚レバー 牛肉 卵 チーズ
高野豆腐 納豆 えんどう豆、
切干大根 アーモンド 落花生
などなど。
ふだん、食事ではどんな点を気にされていますでしょうか?
次に栄養(亜鉛不足など)以外のこどもの爪に状態による病気を確認してみましょう。
白い線が何本も出ているとき
爪に白い線が何本も出ているときは
少し残念なイメージがありますが疑うべきは水虫です。
ええ。
爪水虫の可能性です。
これは足の爪に横しわや縦じわ、縦線だけでなく亀裂も起きます。
娘ちゃんや息子くんの爪はどんな状態でしょうか。
かりに白い縦線がいくつもある場合、
水虫の初期段階と考えられます。
水虫はわりと高齢者に多いのですが、
子供でも高齢者からうつされることがあります。
・もしくは旦那が水虫ではないでしょうか?
水虫は、足の指に感染するイメージがあるかもですが、
実際のところ皮膚の表面ならどこでも感染する可能性があります。
水虫はカビの一種の白癬菌が、皮膚の角質層に寄生して悪さをします。
私の場合、耳垢が耳の穴をふさぐほどひどくて、
耳鼻科に行ったら『カビです!』って診断されたことがあります。
(薬で治療できて今では全然問題ないです)
もしお子さまの爪に白い縦線がたくさんあるようなら、病院で確認してもらうのがよいです。
爪の水虫予防策
話がそれました。
で、この水虫の感染。
今は大丈夫でも、身内に水虫の人がいたら注意が必要です。
大切な娘ちゃんや息子くんが
残念な病気の水虫になるなんて・・
予防するには・・
・床を歩くときも靴下を履く。
これに尽きます。
爪の水虫の状態は?
でも、子供は親が知らない間に靴下を脱いでしまうこともあるじゃないですか。
なので、いくら意識していてもうつることが多いです。
そのまま放置していると状態が悪くなります。
最初は白い線が入る程度だったものが、しわや腺が増えていきます。
それから亀裂がはいったり割れるようになり、さらに悪くなると分厚くなったり膿が下に溜りはげたりします。
膿が出てきてはげてくると次に爪が生えなくなることあったり、
治療にも時間がかかります。
辛い思いをさせないためにも早めに対処するのがおすすめです。
白い線が入っているときは念のため水虫の市販薬を使うのもありです。
この段階ならまだ皮膚科に行かなくても市販薬でも改善する可能性は高いです。
市販薬の塗り薬だと痛みもなく病院へ通う手間や時間もかかりません。
こどももかかる爪の病気は?
水虫以外にも爪の病気があります。
- ほくろみたいなものや茶色いシミ
- 内出血や赤紫
- あざや変色
こんな状態になる場合があります。
そんなときの可能性は・・・
爪の縦線はメラノーマ!?
黒い斑点や赤色のシミ、
あざやほくろに似たようなもの
この場合、水虫なんかより深刻な
がんの一種のメラノーマ
ただ、メラノーマのことは殆どなく
実は黒い線が入るような異常も水虫が原因な場合が多いです。
心配して病院に駆け込んだら
『汚れだった』
何てこともあります。
メラノーマだと縦に太く黒い線が出るので縦の黒線がないときはそれほど心配はないです。
実は気にならないだけで、おとなも子どもも
水虫のことが多くて
10人に1人がかかっているといわれている病気です。
繰り返しになりますが、
水虫の患者の多くは高齢者ですが
家族内で感染しうつることがあります。
水虫を放置すると
小さいときは少しのことでも相手を傷付けるような行為をすることがありますからね。
※水虫じゃなくても爪に縦線があるだけで、悪ガキが意地悪を言ってくることもあるかもです。
そんなことを防ぐためにも、足も手も爪に異常を感じたときはすぐに対処したほうが安心です。
健康的なこどもの爪のためにもパパさんママさんができることは、水虫対策と栄養バラスの注意です。
子どもの爪の縦線の解決策は基本的に栄養バランスだけど・・
子どもの爪の縦線の解決策は基本的に栄養バランスだけど・・
ほら、
でも、
やっぱり、こどもは好き嫌いもあるし
親が思うようには食べてくれません。
しかも、親だって毎日毎日、
栄養のことだけを考えて食事を作るのは、
正直、大変です。
限界ってモンがあります。
面倒になることもあります。
そこで、子供の栄養バランスで便利なのが青汁です。
青汁の苦いイメージを覆して、
子供でも飲みやすいバナナ味。
94.1%のお子様が「美味しい」と回答した青汁です。
国産大麦若葉を使用しているので子供に安心して飲ませることができます。
で、この青汁、亜鉛の含まれている量が半端ないです。
大麦若葉には、アサリ140個分の亜鉛がふくまれています
※これ飲むようになってうちの子、風邪ひとつ引きません。それに栄養バランスの改善は脳の発達にも良いみたいです。
本日のまとめ
こどもの爪の縦線につい見てきましたが、せっかくの機会です。
食事の栄養不足についても考えてみませんか?
あ、そうそう。つめの水虫について補足説明です。
水虫の可能性がああるなら放置するのはよくありません。
放置したままでいると症状が悪化して爪が生えなくなったり、酷くなると手術が必要になることもあるのでたかが水虫と安易に考えないほうが良いです。
小さいときには最初は黒いしみのようなものだけなので痛がったり、かゆくなることはありません。
水虫の症状が進行するとはげたり、割れたり、膿がたまって炎症を起こします。
ここまで酷くなってくると元の健康な状態になるまで時間もかかります。
水虫は悪化すると1年以上治療がかかることもあるので注意が必要です。
指をぶつけてなくても変色や線などが入っているときは水虫の可能性もあるので市販薬などを塗って治療を行なったほうが良いです。
もちろん、全ての縦線が水虫とは限らないので異常を確認して少しでも不安があるときには皮膚科などを受診したほうがよいです。
栄養バランスを考えるなら、これはおすすめです。
免疫力の向上にも役立ちますよ。
コメント