爪の縦線でメラノーマという危険な病気の場合があります。たいていの場合は深刻な状態じゃなくて『爪に縦線があるなぁ~。なんか黒いな~。』ってぼんやり思っているくらいではないでしょうか?特に男性の場合はなかなか気づかないこともありますね。ただ女性の場合には、美容面で気にする人が多くいます。
もちろんそこには、色々秘密が隠されていることが多いです。
メラノーマ!?爪の縦線でわかる危険な病気
まず、爪の縦線の原因の多くは老化現象が多いとされます。通常の場合は、老化の予防などをすることでいずれ治っていくことが多いです。
しかし、中には恐ろしい秘密が隠れていることもあります。縦線の色が黒くなっていた場合においては、メラノーマと呼ばれる病気を引き起こしているサインも考えられます。
メラノーマは、悪性黒色腫とも呼ばれます。これは皮膚がんの一種であり、放置すると黒い部分がどんどん増殖していきます。さらに、ひどくなると指の切断を行う必要があり身体に転移して死に至る危険性もある恐ろしい病気です。
通常の縦線の場合は、美容ケアをしたり生活習慣を見直すことによって治すことができます。ただ、メラノーマが疑われるような場合は早い段階で医療機関に診断してもらう必要があります。
メラノーマは、爪にできたほくろが長い年月をかけて変化してできることもあります。ですので、ほくろ程度でも油断しないようにしておいたほうが良いでしょう。
少しでも気になることがあれば、皮膚科などに行って受診すると解決しやすいです。
皮膚がんの中で最も悪性度が高い状態がメラノーマであり、放置して治ることは全くありません。もしも症状が全身に及んで体調不良を訴えるような場合には、緊急治療を行わなければならないケースもあります。
アジソン病!?爪の縦線でわかる危険な病気の種類2つ
ほかには、アジソン病と呼ばれる難病指定の病気が隠れていることもあります。副腎皮質ホルモンの欠乏が原因でかかるようになり、
こんな症状があらあれます。
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・疲労
・全身倦怠
・脱力感
・筋力低下
など様々な症状がみられます。
こちらも、早期発見が回復の鍵を握る病気といえます。
水虫が原因で爪に縦線が走ることもあります。こちらは、爪がくすんだり濁ったりしていることも特徴といえます。改善できるジェルなどがありますので、こちらを付けることで治る可能性が高まります。
爪の縦線を根本的に改善する方法としては、保湿とネイルケアが大事といえます。
知っての通り、爪は皮膚が変化したもの。
なのでお肌と同じような対策が有効です。
できてしまった縦線をとりあえず消すだけであれば、やすりを使用して削ることで消す方法があります。しかし、あくまでこの方法は応急処置程度に考えておいたほうが良いでしょう。それから、マニキュアやジェルなどでネイルケアをする方法もあります。手間がかかるのがデメリットですが、見た目を良くすることは可能です。
根本的な解決方法としては保湿クリームを使って指先をしっかりと保湿することで、健康状態を良くすることができます。
食事面では、ビタミンB群を積極的に摂取するようにします。ビタミンB群は、なかなか体内にたまらないため基本的に毎日の食事をしっかりとしなければなりません。ただ、現代人において難しいのであればサプリメントを使用することで補うという方法もあります。
もう一つ、保湿に欠かすことができない成分としてコラーゲンが挙げられます。コラーゲンは体内でも生成されますが、加齢に従って段々と体内で生成されにくくなります。ただ、外部から補給することによって美しい手にすることができます。
生活習慣の見直しも大事です。睡眠時間はしっかりととっておき、あまり強いストレスを感じるような環境にいることは避けておいたほうが良いでしょう。
最後に、定期的に指先を見つめてみることも大事です。そこから体調の異変がわかることを意識しておくだけで健康への取り組みも変わってきやすいことを覚えておきましょう。
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